Miscellaneous notes

主に技術的な雑記的な

2017年もServerlessConf Tokyoは最高だった #serverlessconf

去年に引き続き今年もスピーカーとして参加させてもらいました。

marcy.hatenablog.com

会社はスポンサーもやってるんですが、セッションとLTの両方にプロポーザルが通ってしまって余裕がないので同僚に基本任せっぱなしでした(ゴメンナサイ)

会場の雰囲気など

アンダーグラウンドな雰囲気がカッコよかった去年に比べて、今年は立派なカンファレンスになった感じでした。ですが、ベンダーフリーで自由な主張が許される雰囲気は変わっておらず、正当な進化を遂げたという印象でした。去年は食事と最後のソーシャルタイム?のお酒が凄い充実していたけど、代わりに今年はノベルティのTシャツが超カッコ良いので満足しています。

ソーシャルタイムは他の登壇者や普段会えない人達と話せる良い時間だったのですが、それが無くなったのはちょっと残念です。けど、規模的にも時間的にもまあ難しいだろうなという所なので仕方ないですね。個人的にはアツいメンバーと終了後に飲みに行けて良い話を一杯できたので救われたんですけど、もしそれが無かったとしたらちょっと物足りなかったかもしれないなと。

セッション

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こちらが今回のメインです。「2年目なので今年はツールとかサービスの外側の話は一切封印して、より具体的な中身の設計とか実装の話をしたい」というのだけはもう初めから決めていて、事例をベースにしながら話すパターンと、大きなテーマだけ掲げてあとはとにかく設計と実装の話をし倒すパターンの2種類のプロポーザルを出した結果、後者を採用していただけました。そして、念のためと思って出したLTも一緒に通ってしまったというw

セッションの冒頭でも話したのですが、去年超有名エンジニアの方にパネルでボコボコにされたのが悔しくて、その時答えられなかったあらゆる質問の答えを持ってきたつもりです。Serverlessでも信頼性の求められるシステムは作れる。(もちろん、その方のことは全く恨んでいません。むしろ去年の自分が如何に甘かったか痛感させてくれてとても感謝してます)

LT

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煽り芸に初挑戦してみました。会場でもその後の反応も良くて嬉しかったです。ただ一点ミスがあって「リレーション」は正しくは「リレーションシップ」ですね。普段から理解はしているものの略語みたいな感覚で誤用してしまっているので、名前は正しく表現すべきエンジニアにあるまじきミスなので、気をつけたいと思います。。。

他の方々のセッション

いくつか印象的だったものを(大体時系列順のつもり)

サーバーレスについて語るときに僕の語ること

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一応スポンサー企業所属なので、ブースはできなくてもランチスポンサーセッションを放っていくのはどうかってことで、現場では聞けなかったのが残念でした。ですが、基本的には全面的にAgreeです。イベントドリブンこそ本質で、そこの議論をもっと深めて行きたいというのはずっと思っていて「よくぞ言ってくれた!!」という気持ちです。

marcy.hatenablog.com

ただ、Serverlessの良いところの一つが文脈が広く寛容的である所だとも思っていて、入り口としての意味も込めて今までの文脈も残しておいても良いのかなと。隔絶しちゃわない程度に上手く棲み分けしていきたいですね。

アンケートにも書いたのですが、私にとってServerlessとは定義としてはイベントドリブンな文脈が正しいと思っているものの、Serverlessという言葉自体は「ベンダーの垣根を越えて真のクラウドネイティブアーキテクチャを議論するためのネームスペース」って思ったりしてます。そういうコミュニティに成長していってほしいと思うし、微力ながらお手伝いしたいです。

真のサーバレスアーキテクトとサーバレス時代のゲーム開発・運用

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おそらく日本のサービス(プラットフォーム)開発者の中で一番本気でServerlessをやっているであろう丹羽さん。さすがの圧倒的知見ですね。立場は違えど、要所要所で同じ答えに辿り着いている感じがして勝手に答え合わせしてもらった気持ちです。現場で聞きたかった。裏番組だったのが本当に悔やまれますw

Open source application and Ecosystem on Serverless Framework

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福岡のサーバレスおじさん、さすがの実装力です。いつもawspecのコンセプトデザイナーだと私のことを立ててくれるんですが、私はたまたま先に同じことを思いついて途中で投げ出しただけ(ちょうどaws-sdkのメジャーバージョンアップと重なって一旦凍結したという言い訳はあるけど、その後再開しなかったのでホントただの言い訳)なのです。今回も圧倒的実装力で楽しい世界を見せてくれました。自分ももっとコード書かねばと思わせてくれました。

OpenSource with Serverless World

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日本人初どころか、Serverless Inc.社外では初のメンテナの座を日々の努力で勝ち取ったアツい気持ちは本当に脱帽します。

Serverless Frameworkについては1.0が出たタイミングでそれ以前から比べると圧倒的に洗練された内部構造になったことに関心していて、その後もLamveryにあってServerless Frameworkに無い機能の中でどうしても欲しいものはPRを出したりプラグインで解決できるようになったので、日本人コミッター(しかも知り合い)が居る安心感も合わせてもうデプロイの所はServerless Frameworkに任せたい気持ちです。

その他、現状資料未公開(と思われる)もの

A Cloud Guruの人とAWSのServerless系サービスのProduct Managerが話していたServerless Architecture Patternは超実戦的で必見な感じでした。資料公開に期待したい。Googleの浦底さんもLT準備でチラチラ覗くことしかできなかったので、趣味でGCPをやっている身からは資料公開に期待したい(けど、始まる前に個人の主張であることを強調してたので難しいのかな)

あと、nekoruriさんの「アウトプットしないのは知的な便秘」は的確すぎて刺さりました。慢性的にちょっとずつ出しても便秘は解消しないですもんねw栄養の吸収も悪くなるしwほんと的確過ぎるwwwスッキリ出すの大事。

おまけの与太話

ワークショップは今年は参加できなかった。。。PyCon JPもそうだったんですが、チケットが早く売り切れてしまうと地方勢としてはちょっとツラい所があります。飛行機やホテルがあって行けることが確定できないと色々無駄になってしまう可能性がある・基本泊まりになるのでスケジュールの調整難度が高いので、理想を言うと2週間前くらいまではジワジワ追加販売とかしてもらえると嬉しいです。>カンファレンス主催者各位

個人的には行きたいカンファレンスはCFPも出す率が高くて(通れば無理を通してでも100%行くので)CFP落選後に落ちても行きたいか考えてから買えるタイミングがあると嬉しいけど、これはかなり特殊な例だと思うので配慮しなくて良いですwServerlessConfについては落ちてもほぼ間違いなく行ってただろうから買っておけば良かったんですけどね。怠慢。。。

でもまあ、圧倒的少数派に配慮して多数派の満足度を損なうのもどうかって話もあると思うんで、特に文句があるわけじゃなくただの願望です。地方でMeetupやった時に大盛り上がりとかしてれば自然と配慮してもらえるだろうし、コチラの問題ではって気もします。

(カンファレンスで数百人を沸かせることができても、地元では20人集めるのにも苦労してるので悲しくなる)

最後に

スピーカーで2年連続はクラウドベンダー勢を除くと私と丹羽さんだけのようですね。丹羽さんはさっきも言ったようにサービス開発者の中では一番だと思っているので、自分はインテグレーターの中では一番だという気持ちで、来年もあの場に立たせてもらえるように一年間精進していきたいと思います。

主催の吉田さん、スタッフの皆様、今年も最高のカンファレンスをありがとうございました!!